むじなの湯の“むじな”は、私から付けられました。
私は“むじな”です。正式には“ニホンアナグマ”、中型犬ほどの大きさになります。一見タヌキのようにも見えますが、顔立ちはタヌキよりもほっそりしたイケメンタイプです。鼻から額にかけて通るハクビシンのような白い毛もタヌキと区別する特徴的なものです。足先も広くガッチリしているのも特徴の一つです。
奥塩原温泉新湯にある協同浴場“むじなの湯”の“むじな”もここから来ています。地方により“むじな”の指すものは、タヌキであったりアナグマであったりしますが、多くがアナグマを指すようです。逆に昔から山間部で食されてきた“タヌキ鍋”は、タヌキよりもアナグマを使ったものが多いようです。
写真のものは、子連れのお母さん。子供と散歩中のところを失礼して撮らせてもらいました。子連れとあり、ちょっといらだっていました。U字工事とはニュアンスが違いますが、“ごめんね。ごめんね。”とつぶやきながら撮らせてもらいました。
とちぎにごり湯の会会員 塩原温泉観光協会会員
秘湯の宿 元泉館 6代目湯守(代表取締役)君島弘晃
栃木県那須塩原市湯本塩原101番地