元湯温泉の古道
2009年3月 3日
塩原温泉発祥の地、奥塩原元湯温泉は、最盛期には家屋数が80件ほどあり、その繁盛振りから“元湯千軒”とまで謳われました。その様子は、元湯古絵図(下部写真)からもうかがい知れます。
元湯温泉は、良質の硫黄泉の湧出により、会津西街道(現国道121号線)を利用する旅人の宿場として、また、湯治による治療により、医療の発達していない当時の病院としても人々に利用されてきました。
上部の写真は、会津西街道に通じていた、当時の古道です。元湯温泉より西へ山を越えて行くと間もなく五十里湖(いかりこ)周辺の会津西に通じておりました。ただ今の時期は雪で覆われていますが、新緑のころに写真を撮り、ご覧いただこうと思います。
奥塩原元湯温泉 秘湯の宿 元泉館
六代目湯守(代表取締役)君島弘晃
とちぎにごり湯の会会員 塩原温泉観光協会会員