墨のように黒い温泉
2008年5月20日
墨のように黒い温泉。墨のように黒い温泉、墨の湯、黒湯などといわれてますが、元湯温泉でも有名なのは大出館の温泉です。天候により色の濃さは変わるようですが、いわゆる“墨湯”、黒くにごります。これは温泉中の鉄分が酸化により黒く変色するものです。当館の温泉も宝の湯は通年ほぼ乳白色ですが、変色しますのが、高尾の湯と邯鄲の湯です。写真は本日の邯鄲の湯の色です。当館の場合は、地下水の水位の変化により、鉄分を含んだ温泉が混ざるものと推測されます。偶然にも本日お泊りのお客様、さぞかしびっくりなさることでしょう。自然のものゆえご容赦下さい。
奥塩原元湯温泉 秘湯の宿 元泉館
六代目湯守見習(専務取締役)君島弘晃
とちぎにごり湯の会会員 塩原温泉観光協会会員