温泉入浴指導員による温泉ガイド・糖尿病と温泉 その1
2008年6月17日
生活習慣病の一つである糖尿病、私も含め予備軍を入れると正に「国民病」といえます。戦後の急成長で私たちの食生活も変わり、日ごろの食事内容を見ても、「これはカロリー取りすぎ!!」といった観があります。さらに運動不足も加わり、飽食の時代に拍車をかけます。サイレントキラーの異名をもつ糖尿病は、無症状のうちに着々と血管や神経を蝕みます。日ごろから定期的な健康診断を行うよう心がけたいものです。
温泉を提供している私たちとしては、「温泉の有効な使い方」をお客様にご案内することにより、少しでもお客様の意識の中で、健康について考えていただく一つのきっかけにしていただけたら幸いです。糖尿病治療に温泉を用いるのは、温泉入浴療法医のど病院の先生のアドバイスが必要ですが、温泉入浴指導員として、なぜ温泉が良いのか、どのような形で温泉を利用するのか、温泉の有効な利用法などをご案内してゆきたいと思います。
奥塩原元湯温泉 秘湯の宿 元泉館
六代目湯守見習(専務取締役)君島弘晃
とちぎにごり湯の会会員 塩原温泉観光協会会員